ラフ・シモンズのCK革命

Calvin Kleinの新しいチーフデザイナーに就任したラフ・シモンズ。就任後初となるコレクションではメンズとウィメンズコレクションを統合すると発表した。ついに「CK革命」が始動する。

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dec 5 2016, 6:07am

Photography Willy Vanderperre

Calvin Kleinの新チーフ・クリエイティブ・オフィサーに就任したラフ・シモンズが、2月10日、ニューヨーク・ファッションウィークにて就任後初となるコレクションを披露する。『WWD』誌の発表によると、メンズとウィメンズの両コレクションをひとつに統合したショーを行うという。Jil Sander在任中にはメンズとウィメンズのデザインをともに手掛けていたが、それぞれのコレクションを明確に区別し、また自身のブランドRaf Simonsではメンズウェアのみを展開してきたシモンズにとって「メンズとウィメンズを統合しての発表」は初めての試みとなる。

今年は多くの大手ブランドがショーの統合を予定しており、ラフの試みにより、メンズファッションウィークでコレクションを発表するブランドへの圧力がさらに増すことになるだろう。これまでGucci、Burberry、Bottega Veneta、Tom Ford、そしてVetementsがメンズとウィメンズのコレクションを統合するか、もしくは「see now, buy now」形式を導入して、ショー・スケジュールの制約からの脱却を模索してきた。Vetementsにおいては、オートクチュール期間のショーでコレクション発表を行うことで、ショー・スケジュール変更を試みている。

ラフにとって、今シーズンの変化はこれだけではない。自身のブランドの発表の場をピッティ・イマージネ・ウオモに移し、そこでの写真家ロバート・メイプルソープにインスパイアされたコレクションの発表が記憶に新しい彼だが、それに続き2月1日に自身のブランドをニューヨーク・メンズファッションウィークで披露するのだ。

シモンズは次に何を仕掛けるのか――世界がニューヨークでの彼の活動に注目している。

Credits


Text Felix Petty
Photography Willy Vanderperre
Translation Masumi Ogiwara