新ジュエリーコレクション〈クラッシュ ドゥ カルティエ〉 「二面性」をテーマにした記念イベントがパリで開催

伝統か革新か、ミニマルか豪奢か、静的か動的か。ものごとは二つの極に分けられる。だけれど、昼と夜とでは考え方や好みも変わるように人は一枚岩ではないし、社会は矛盾に満ちている。世界はいくつものレイヤーが重なって複雑に成り立っているのだ。
そうした現代のモードを反映した新しいジュエリーコレクションがCartierから登場した。その名も〈クラッシュ ドゥ カルティエ〉。伝統的なフォルムのうえでスタッズやビーズがありあまる活気を放ち、デザインは建築的な重厚感がありながらも丸みを帯びたスタッズが動きと柔らかさを生んでいる。相反するものがそこではゆるやかに調和している。

© Cartier
Cartierの新たなシグネチャーとなるこのコレクション誕生を記念し、パリでは4月10日から3日間にわたるローンチパーティが開催。ヴァンドーム広場の周辺にはギャラリーやブティックが特設され、デュアリティ(二面性)を体感できるイベントが行なわれた。豪奢を極めたガラディナーには、ソフィア・コッポラやジェイク・ギレンホール、ティルダ・スウィントン、グザヴィエ・ドランが参加、日本からは窪塚洋介と秋元梢が出席した。
ゲストたちは、ヴァンドーム広場周辺で行われた特別なギャラリーやカルティエ ブティックなどでデュアリティを体感。NYで注目のシェフ集団ゲットー・ガストロが伝統的な料理とヌーヴェル・キュイジーヌを融合した〈ブロンクス・ブラッセリー〉を食したり、ギャラリーでパリコレ屈指の選曲家ミシェル・ゴベールが手がけた特設のレコード店を楽しんだ。Cartierは私たちの欲しいものを知り尽くしている。

© Cartier

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