GUCCIとダッパー・ダンが共同でオーダーメイドアトリエをオープン

数多のヒップホップアーティストに愛されながらも、1992年にクローズしたニューヨーク・ハーレムの伝説的テーラー「ダッパー・ダン」。GUCCIと新たに手を組み、2018年にアトリエ兼ショップをハーレムの地にオープンする。

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dec 21 2017, 8:45am

2018年1月にGUCCIは、ニューヨーク・ハーレムの伝説的テーラー「ダッパー・ダン」の新たなオーダーメイド・アトリエと予約制のショップをレノックス通りにオープンする。GUCCIはファブリックやプリント、刺繍アップリケ、ハードウェアを提供すると言う。

1980年代にセレブリティやアスリート、そして数多のヒップホップアーティストのために制作したオーダーメイドアイテムで名を馳せたダッパー・ダンこと、ダニエル・デイ(1992年にブティックは閉店)。ビッグメゾン(もちろんGUCCIも含まれていた)のアイコニックなデザインをサンプリングし再構築された服の数々は、時に訴訟問題に発展することもあったが、同時に当時のヒップホップ界を語るに欠かせない存在となったのだ。

彼はこのプロジェクトについてこう語っている。「誰もがダッパー・ダンを懐かしんでくれたけど、出資してくれはしなかった。皆は言葉をかけるだけで、GUCCIは耳を傾けてくれた。アレッサンドロ・ミケーレとGUCCIがハーレムに来てくれて、ダッパー・ダンとタグを組んだことは、ハーレムのカルチャーシーンにとってとても意義のあることだと思う」

この協業において2014年に大規模リノベーションが施され、1887年に建造されたネオルネッサンス様式の建物に設えられた魅惑的なサロン空間は象徴的かもしれない。「1980年代と2018年が出会い」、そして「アレッサンドロ・ミケーレの美学と、ダッパー・ダンが生み出したハーレムのテーラーの伝統が息づくものになる」と言うのだから。

さらにGUCCIの2018年秋冬コレクションで、ダッパー・ダンとコラボレーションするカプセルコレクションが発表されるとのこと。彼らは、強く手を結んだ。