ROGGYKEI 17AW 円環で表現する“繋がり”

今季のテーマを「共存」とし、2017年秋冬コレクションを発表したROGGYKEI。ブランドテーマの「サークル」を全面に押し出した演出で東京で初となるショーを行った。

by Tatsuki Nakata
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25 March 2017, 1:00pm

ROGGYKEIが2017年秋冬コレクションを発表した。2006年に興梠 仁と景子が立ち上げ、東京でのコレクション発表は初となる。ブランドコンセプトは「サークル(円)」を掲げ、"自然、時間、人、縁の繋がり"を根底におくブランドだ。

今季のテーマを「共存」とし、自然が生み出す素材を職人が生地に仕上げ、そしてデザイナーが衣服へと作り上げる--全ては「共存」によって成り立っていることを感じさせるコレクションだった。ブラックを基調としたカラー展開であったが、円状に形成されたパターンを着ることによって形成されるシルエット、格子状に凹凸した生地は光の当たり方で濃淡が変化する。メンズ、ウィメンズ合同の発表だったが、「コレクションには特にジェンダーの区別は設けていない。サイズや、着る人によって違う見え方になる」と説明した。ジェンダーレスという概念が世間に広まりつつある現代で洋服作りにも少なからず影響を与えているのだろう。

また東京でのコレクションの発表は初ということもあり、ブランドの紹介も兼ねている。実寸のパターンボードや、客席の配置、さらにはライティングや映像に至るまで"円に関わるもの"を配置し、ROGGYKEI=「サークル」という印象を与える試みも垣間見えた。

ショー直後に興梠氏と景子氏からi-D読者のためにメッセージをもらった。

「東京はじめまして、興梠(コウロギ)と景子(ケイコ)でROGGYKEIです。SNSの発展で、とても便利になってゆくことは良いことなのですが、接触という意味での繋がりがなくなってきていると感じます。この先もっと接触がなくなってゆく方向に進んでいくと思うし、私たちはそういった時代に生きていることは事実。私たちのブランドのコンセプトにもあるように、直接的な繋がり、輪を大事にしてほしいと思いますし、私たちも伝えて生きたいです」

Credits


Photography Jus Vun
Text Tatsuki Nakata

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