Lalalove 17AW タイの村でみつけたコンテンポラリー

ロンドンとバンコクをベースに置くユニセックスブランドLalaLove。今季はタイの村々に伝わる伝統の織物“Pa Kao Ma”をコンテンポラリーに再解釈してみせた。「パーカオマーは、私たち(タイ人)そのものです」。

by Sogo Hiraiwa
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21 March 2017, 6:35am

Lalaloveは『Dazed & Confused』や『Elle』でもスタイリングを手がけたことのあるLinda Charoenlabによって2009年に立ち上げられたブランドだ。リンダのクリエイションは時事問題や世界情勢を反映させつつも、エッジィなプリントや鮮やかな色彩でまとめ上げ、楽しさ(fun)で包み込んでいく。今回の最新コレクションでは、タイの伝統的な織物である「パーカオマー(Pa Kao Ma)」をコンテンポラリーに再解釈してみせた。

「パーカオマーは、私たち(タイ人)そのものです」と、ショーを直前に控えたバックステージでリンダは話してくれた。500年以上の歴史をもつこのチェック柄の織物はタイ国中で織られているが、地域ごとに染色や製織の方法は異なっている。なかには野菜や火山灰を染色に用いる村もあるという。リンダはデザインチームと共に数多くの地域を訪れるなかで、本や教室では学ぶことができない、パーカオマーを日常的に使用している人々の歴史と生活を知ることになった。

2つの異なる柄のパーカオマーを取り合わせたブルゾンやドレス、ワニやクマなどの動物たちのイラストを大胆にプリントしたシャツ、髪には緑や紫の染色糸が編み込まれている。タイの村々で見つけた"ローカル"をファッションという媒介を通して"グローバル"に展開するLalaloveは、二分化しつつある世界に調和をもたらすヒントを教えてくれているようだった。

Credits


Photography Jus Vun
Text Sogo Hiraiwa

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