Photo by SGranitz/WireImage, Fred Duval/FilmMagic and David Livingston/Getty Images

キーラ・ナイトレイのアイコニックなルック7選

ローライズからトレンドのトゥウィーファッションまで、2000年代の知られざるレッドカーペット・アイコンのルックを振り返る。

by Zoë Kendall; translated by Nozomi Otaki
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19 April 2022, 11:00am

Photo by SGranitz/WireImage, Fred Duval/FilmMagic and David Livingston/Getty Images

キーラ・ナイトレイは、歴史ドラマの絶対的なクイーンだ。『ベッカムに恋して』や『ラブ・アクチュアリー』のような現代劇の人気作に加え、今なお愛される古典文学の実写化作品に出演し、エリザベス・ベネットやアンナ・カレーニナなど、時代を超越したキャラクターを、完璧に自分のものにしてきた。それは決して簡単なことではない。スクリーン上のキーラは、繊細で豪華絢爛な衣装(コルセット)を身につけることが多い。しかし、スクリーンの外の彼女は正真正銘のファッションアイコンであり、私たちの意見では、この10年で最も過小評価されているアイコンのひとりだ。1990年代から2000年代にかけて、キーラは誰にも真似できないローライズの着こなしを見せた。2000年代後半には、スタイリストのリース・クラークとともに、ChanelやRodarteなどの超現実的なドレスで、今流行りのトゥウィー(Twee)ファッション(※フェミニンでレトロ、キュートでどこか懐かしいスタイル)を先取りしていた。そんなキーラの2000年代を象徴するスタイルを振り返る。

keira knightley wearing low rise jeans and a crop top on the red carpet in 2003
Photo by SGranitz/WireImage

2003年 『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』プレミア

英国のロマンチックコメディ『ベッカムに恋して』でジュールズを演じたキーラは、Disneyの超大作『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』でハリウッド進出を果たす。本作の2003年のプレミアに、彼女はいかにも2000年代らしい(今年のMiu Miuの春夏コレクションにも登場した)ルックで参加した。短いクロップドトップスと超ローライズパンツだ。このルックはアイコニックなだけでなく、スタイリスト不在のかつてのハリウッド、つまりセレブがレッドカーペットでジーンズを履いていた時代を思い起こさせる。さらに、本作に登場する海賊船ブラックパール号にちなんだ、タヒチアンパールのチョーカーも忘れてはならない。大切なのはディテールだ。

2003年頃 ロンドンでジェイミー・ドーナンとともに

おそろいのローライズパンツを履くキーラとジェイミー・ドーナン。これこそが本当の愛だ。世紀の変わり目に、このカップルはボクサーやTバックなどをチラ見せしながら、超ローライズアイテムをc着用しているところを度々キャッチされた。上の写真をスライドすれば、チェッカーボード柄のVansやFendiのスパイバッグ、シートベルトのようなナイロンベルトなど、他の定番のY2Kアイテムも登場する。

keira knighley wearing a v neck gucci gown on the red carpet in 2006
Photo by Fred Duval/FilmMagic

2006年 『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』プレミア

2006年、キーラは続編の冒険活劇『デッドマンズ・チェスト』で、再び『パイレーツ・オブ・カリビアン』のプレミアに帰ってくる。『呪われた海賊たち』プレミアのルックの続編として彼女が選んだアイテムは、ネイキッドドレスだ。Gucciがデザインした、ラメ入りのギリシャ風ホルターネックドレスは、キーラの2000年代半ばの定番スタイルだったプランジングネックライン(※首元がVネックよりも深く開いたデザイン)だ。

2007年 『つぐない』

このルックに説明は要らない。本作に登場して以降、キーラのこのグリーンのドレスは〈史上最高の映画衣装〉に選ばれ、数々のコピー商品を生み出し、アカデミー賞にノミネートされ、Wikipediaのページまで作成された。10年以上経った今も、このドレスは私たちの心をつかんで離さない。『つぐない』の衣装デザイナー、ジャクリーヌ・デュランは、このドレスが時を超えて人びとを魅了し続けるのは「さまざまな要素が重なった」結果だとしている。その〈要素〉とは、異なる時代のシルエットの組み合わせ(1930年代的でも2000年代的でもある)、魅力的なグリーンの色合い、大胆に開いた背中、そしてもちろんキーラ自身だ。

keira knightley posing on the venice film festival red carpet wearing a chanel dress with a bow 2007
Photo by Daniele Venturelli/WireImage

2007年 ヴェネツィア国際映画祭

キーラは生粋のChanelガールだ。スーパーモデル、ケイト・モスの座を引き継ぎ、彼女は2006年にブランドアンバサダーに就任、香水ココ マドモアゼルの映画のようなCMで主演を務めた。それ以来、キーラはレッドカーペットでもChanelの顔を務め、トロント国際映画祭からヴェネツィア国際映画祭、そして別の年のトロント国際映画祭まで、あらゆる場所でブランドの上品なルックを着用してきた。彼女のアイコニックなChanelルックのなかでも特に印象的なのが、キーラのトゥウィースタイルの始まりとなった、キュートなピンクのリボン付きドレスだ。

keira knightley in a grey rodarte gown at the red carpet premiere of atonement 2007
Photo by Ferdaus Shamim/WireImage

2007年 『つぐない』ロンドンプレミア

2007年、キーラは『つぐない』のレッドカーペットで、お気に入りだったプランジングネックラインを再び身につけた。バラがあしらわれた優美なRodarteのドレスだ。キーラの新たなオートクチュール・トゥウィールックを提案したのは、2000年代のトゥウィー・バイブル『Lula Magazine』の創設者兼編集長のスタイリスト、リース・クラークだ。

keira knighley wearing a peach colored twee midi dress on the red carpet in 2007
Photo by David Livingston/Getty Images

2007年 『つぐない』LAプレミア

『つぐない』プレミアツアーの次の目的地、ロサンゼルスで、キーラはRodarteの2008年春夏コレクションから、おとぎ話のようなドレスを着用した。森で迷子になったバレリーナを思わせるこのドレスは、アンティーク調のチュールスカートと、胴と背中に絡む刺繍のつるが特徴的。キーラはこのルックに愛らしいメリージェーンと切ったばかりの前髪を合わせた。これぞまさにトゥウィーだ。

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