Photography Mario Sorrenti. Fashion director Alastair McKimm.

i-D UK 最新『Radical issue』の表紙を公開

Radical号の最初の表紙を公開。

by i-D Team
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08 February 2018, 8:44am

Photography Mario Sorrenti. Fashion director Alastair McKimm.

ここにi-Dの2018年春号の最初の表紙がある。写真はマリオ・ソレンティ、スタイリストはi-Dのファッションディレクターを務めるアラスター・マッキム。とてつもなくカラフルでショッキングなほど構築的なCOMME des GARÇONSの2018年春夏コレクションのアイテムを、信じられないほど美しいアドゥ・アケチ(Adut Akech)がまとっている。

『Radical』と題された2018年春号は、ファッション評論家のチャーリー・ポーターをゲストエディターに迎え、最前線でカルチャーを良い方向に変革している魅力的な人々(老いも若きも有名人も新人も含めた、すべてのクリエイター)を祝福する1冊となっている。アート、音楽、ファッション、そして映画における排他的な構造を打ち払うべく集められたこの面々。古き慣習を断ち切り、現在のカルチャー界について熟慮を凝らしながら、2018年の創造性のあり方に疑問を投げかけるのだ。

「この号の発端はアートにおける一般的なテーマでしたが、すぐに体制に反旗をひるがえすというアイデアを掘り下げるべく広がっていきました」とチャーリーは記している。Radical号が取り上げるのは、ジョアン・ジョナス、ルバイナ・ヒミッド(Lubaina Himid)からポール・メーキ(Paul Maheke)やジョージ・ヘンリー・ロングリー(George Henry Longly)に至るまで、さまざまな世代の個性的なアーティストと、川久保玲、グレース・ウェールズ・ボナー、アンドレ・ウォーカーなど、唯一無二で素晴らしいファッション界の面々、そしてこの業界でもっとも思慮深い反逆者たちだ。

それだけではない。自分たちが問題視することについて勇敢にも意見を述べてくれたモデルたちや、独自の方法で新しい道を切り拓き、歴史を作ってきたミュージシャンにもインタビューをした。Radical号を通じ、思いもよらぬ喪失を受けて、コミュニティや家族、希望にまつわるストーリーを伝えるべく、その創造力を行使するに至った若者の確固たるビジョンを共有できたことを誇りに思う。

「16歳のとき、ピーターバラ(イングランド東部にある街)で何が起こっているか想像もできないでしょうとi-Dに手紙を書きました」と、チャーリーは綴っている。「1989年のことです。数週間後、編集部からお礼の手紙が送られてきたのですが、そこにはこんな質問がありました。ピーターバラで何が起こっているんですか? もちろん、何も起こってはいませんでした。大事なのは、外の世界とのつながりだったのですから。私はその手紙をドアに留めました。両親や姉妹は、それで私が何をしていたのか気づいてくれたでしょう。それが10代の私にとってのi-Dの役割でした。この号を企画するにあたり、常にこう考えていたのです。今なら、16歳の私に何を見せたいだろうか、と。このような機会を私に与え、答えを見つける手伝いをしてくれたi-Dのスタッフ全員に感謝します」

Comme des Garçonsのカバーストーリー完全版はこちら。

Credits


Photography Mario Sorrenti
Fashion director Alastair McKimm
Model Adut Akech at The Society
Adut wears all clothing Comme des Garçons. Hats stylist’s studio
Translation Aya Takatsu

This article originally appeared on i-D UK.