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内的宇宙への冒険 『Period.』ZINE最新号

寄稿者がすべて女性で年2刊行のZINE『Period.』の最新号が発売。テーマは「宇宙」!「NASAにメールを出しましたが、それきりです」

by Georgie Wright; translated by Aya Ikeda
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12 December 2017, 1:28pm

宇宙。それは巨大なもの。人智を超越した、黒くボーダーレスな広がり。それはデヴィッド・ボウイ。それはあなたのつま先や、着信音の余白、呼吸の間。宇宙はすべてであると同時になんでもない。

宇宙。それは、女性だけによって作られる年2刊行のZINE『Period.』が最新号で取り上げたテーマでもある。「宇宙について、広く開かれた空間を想像するのは簡単です——空っぽでミニマルで平和な空間。しかし同時に宇宙はパーソナルで、騒がしく、性差のある空間でもあります。仮想空間でもあるんです」とストックホルムを拠点に活動する写真家であり『Period.』発行人のレナ・モディフはいう。「この号ではそのすべてを取り上げています。1943年生まれで、グラフィティの写真を撮った先駆的なフォトグラファーであるマーサ・クーパーの人物評や、アメリカの犯罪学者ロンドン東部でコミューンを始めたアメリカの犯罪学者による体験記、ヤスミン・ガンリー(Yasmine Ganley)による「孤独」についてのエッセイが載っています。雲景を使ったコラージュや股のアップもありますよ」

「パーソナルなものを印刷物として出したいと思っていました。書籍も考えましたが、それだと誰も買わないですよね」と彼女はZINEに惹かれていった経緯を語る。『Period.』という名前にしたのは「この言葉が多義的で、解釈が開かれているから」だそうだ。彼女たちのZINEは宇宙のような広がりを持っている。しかし、最近ではマスメディアで宇宙が取り上げられることはほとんどない。「誰も宇宙空間について触れません」と彼女はいう。「NASAにメールを出しましたが、それきりです」

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