着想源は80年代のホラー作品 Louis Vuitton 2020プレフォールキャンペーンが公開

ルイ・ヴィトンと『アメリカン・ホラー・ストーリー』とのコラボが実現する日も近い?

by Tom George; translated by Nozomi Otaki
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06 February 2020, 5:27am

1月24日、Netflixで『サブリナ: ダーク・アドベンチャー』シーズン3が公開され、私たちのハロウィンの準備は、1月にして完璧だった。しかしそれに加え、その前日、Louis Vuittonのクリエイティブディレクター、ニコラ・ジェスキエールが、同ブランドの2020年プレフォールコレクションのキャンペーンを公開。80年代のホラー映画を彷彿とさせる、不気味でノスタルジックなヴィジュアルは、ひと目見たら夜眠れなくなること間違いなしだ。

このキャンペーンのインスピレーション源となったのは、大衆小説の表紙やホラー映画のポスター。人気のスクリームクイーン(絶叫女王)たちがモデルを務めた。プレッピースタイルのビリー・ロードとコーディー・ファーンは、80年代を象徴するような鮮やかなバブルガムカラーを背景に、モノグラム柄バックパックの持ち手を掴んでいる。 ホットピンクのドレスに身を包んだエマ・ロバーツは〈ドラゴンスレイヤー〉に扮し、スカーフベルトに鉤爪を引っ掛けるドラゴンの腕のなかでポーズを決める。

アンジェリカ・ロスは、タータンチェックのスカートにスノーブーツ、スポーツジャケットをまとって廃墟と化したバスルーム(壁に止まっているのは『羊たちの沈黙』の蛾?)に座り、クロエ・グレース・モレッツは、グラント・ウッドの肖像画《アメリカン・ゴシック》の貴族版といった出で立ちでバラが咲き乱れる草原に立ち、その上空をカラスが円を描くように飛んでいる。

本キャンペーンのコンセプトは、ヴィトンがウィリアム・ピーター・ブラッティの小説『エクソシスト』の表紙をTシャツにプリントする権利を得たことで形になった。今回公開されたルックでは、ケルシー・アズビールとレア・セドゥがこのTシャツを着用しており、レアが〈Arachno Mania(クモマニア)〉というタイトルの下に立つルックでは、雨に濡れたクモの巣のように輝くスパンコールのカクテルドレスに合わせてスタイリングされている。

スポーツウェアとテーラリング、レースのパフスリーブとレザーのチョーカー、50年代のシルエットと80年代のオマージュ。これらを組み合わせたコレクションに、写真家のコリエ・ショアがレトロなB級映画風のフィルターを施した。

ROBYN LV CAMPAIGN THE-NIGHT-CHASER

他に本キャンペーンのモデルを務めたのは、ジェイデン・スミス、ソフィー・ターナー、ボリウッド女優として初めてヴィトンのグローバルキャンペーンに起用された、ディーピカー・パードゥコーン。さらに、我らがディスコポップの女王、ロビンも登場。彼女は直接ルックのキュレーションに携わり、彼女が以前見た言葉を話せるトラの夢がインスピレーション源になったという。ロビンはレザーのバイカースカートとスパンコールのトップスを身につけ、その両肩には紫色のモンスターが威嚇するように爪を立てている。

「ファッションは小説のようなもの。2020年プレフォールコレクションは、服が語る物語の旅へと誘います」と同ブランドは述べた。〈一枚の絵は一千語に匹敵する〉というが、Instagramでキャンペーンヴィジュアルをスクロールするのは、まさにスリリングな小説のページをめくるのと同じ。すべてのルックが、ヴィトンが描く美しい悪夢の、ユニークで手の込んだ新たな1ページを提示している。

進化を続けるヴィトンから目が離せない!

LV DEEPIKA PADUKONE DONT-TURN-AROUND
BILLIE LOURD CODY FERN LV CAMPAIGN SECRET-SPELL
LV SOPHIE TURNER THE-DEVILS-MANSION
RINK KIKUCHI LV CAMPAIGN DANGER-ZONE
STACY MARTIN LV CAMPAIGN THE-VANISHERS
EMMA ROBERTS LV CAMPAIGN THE-DRAGON-SLAYER

This article originally appeared on i-D UK.

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