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BRAIN DEADのクリエーションに触れてあなたの閉じ込められた脳みそを解放しよう

BRAIN DEADがCarhartt WIPと手掛けたコラボレーションが7月21(土)から発売となった。そのローンチを記念して開催されたパーティーに伺い、仕掛け人である2人に話を聞くことができた。

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jul 30 2018, 4:58am

音楽や映画、書物にアート、ときには昔の思い出や友達とのしょうもない会話まで。自分たちの心の向くままにあらゆるものを取り入れ、その全部をごちゃ混ぜにして洋服へと落とし込むBRAIN DEAD。その活動の多様さのせいで、単純に洋服のブランドとは呼びづらい。作りこまれたグラフィックや気の効いたデザインもあいまって、なんとも掴みどころのない魅力が満載だ。

去る7月25日に南青山のWALL&WALLで行われた、Carhartt WIPとBRAIN DEADによるコラボレーションを記念したローンチパーティー。その会場でDJ終わりのKyle Ng、そしてどこからともなく現れたEd Davisの両名に話を聞くことができた。会って納得したのは、ブランドが醸し出す雰囲気が、あまりにも自然体な彼らのスタンスそのままだということ。発足の仕方も独特で、インターネットを介して出会って意気投合し、直接会う前にはブランドの骨組みまで出来ていたのだという。それぞれデザインや生産を担当するKyleはLA、グラフィックを担当するEdはメルボルンを拠点とし、年に会うのはヘタしたら1回くらいだそうだ。今回も日本で合流したというKyleに理由を聞くと「だってメルボルン遠いんだもん」とのこと。そんなこと言ったらLAからは日本もメルボルンもたいして変わらないんじゃないかはと思ったが、まあそれも彼らの感覚。Edも「ね?だそうだ」で済ましているわけだし、仲の良さというのか、阿吽の呼吸というのか、今最も支持されるブランドの一つであるBRAIN DEADの真髄を垣間見た気がした。

今回のコラボレーションではカバーオールをナイロンで再構築したり、オーバーオールにEdのグラフィックを大胆にプリントしたりと、臆することなく彼らのクリエーションがしっかり反映されている。「オヤジがずっとポケットのついたTシャツを着ててさ、自分も気づけば大好きだったんだよね」と語るKyle。自身でもだいぶ前からCarharttのアイテムを愛用していた上に「結構友達が働いてたこともあって、かなりスムーズに事が運んだ」んだそうで、実際に話をし始めてから1ヶ月ぐらいで最終的な形まで仕上がったというんだから、なんとストレスのない仕事だことだろう。でもさすがに悩んだこともあるだろうと思い、Edに今回Carharttのためにグラフィックを生み出すのは大変だったかと聞けば「いつもと変わらないよ、だって同じ脳みそから出てくるわけだし」と素晴らしい回答。心配することは一切ない。彼らはこれからもたまに会い、仰々しいやり取りもなしに、それぞれが好きなことを好きなだけ吸収しながら、世界中を魅了するクリエーションを発揮し続けていくのだ。

パーティーにはKyleや彼らのクルーによるDJプレイの他にも、珠玉のメンツが集まってはフロアを熱狂させていた。今をときめく彼らだが、気負いや背伸びは一切ない。そんなアティチュードに呼応するかのように大御所もニューカマーも一緒に盛り上がった一夜は、彼らのスタンスを肌で感じることができる機会となっていた。きっとまた日本でも彼らのクリエーションが体感できる場は設けられるはずなので、引き続きその動向を追うことにしよう。

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