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リナ・サワヤマの新曲はジャパン セクシャルなポップソング
世界が注目する新世代ポップ・アイコンから目が離せない!
日本生まれイギリス育ちの歌姫リナ・サワヤマが、ロンドンの名門レーベル Different Recordings から新曲「Cherry」を発表した。彼女の友人兼コラボレーターであるホーストとクラランス・クラリティによるプロデュースで、90年代のテイストを踏襲、R&BやJ-POPを融合させたシンセ・ポップに仕上がっている。
この新曲の発表とともに彼女はインスタグラムにて自身がパンセクシャルであることを公表。これまでになくパーソナルで、ポリティカルだというこの楽曲について次のように語っている。「私はいつも女の子についての曲ばかり書いてきた。これまで自分の曲で男性について触れたことがないと思ったから、その理由について話したかった。(パンセクシュアルの人は)私にとってはまだ表舞台での露出が少ない。自分のセクシュアリティをあまり受け入れることができなかったのは、TVにもどこにも、指を指して「ママ、見て!私が言っていたのはあの人みたいなことだよ!」と言えるような人がいなかったからだと思う。」
“Down the subway, you looked my way / with your girl gaze, with your girl gaze / that was the day everything changed / couldn't stay the same,” the song opens before building to a chorus that’ll be pretty relatable to anybody who has ever been in a heterosexual relationship while struggling with their bi or pansexuality. “Even though I'm satisfied / I live my life within a lie / holding onto feelings / I'm not used to feeling / cause oh, they make me feel alive”.
「トロイ・シヴァンやヘイリー・キヨコのような素晴らしいミュージシャンがすでに世の中にはいる。みんなが声をあげていくことで、アンダーグラウンドな世界に留まっているだけじゃなく、メインストリームにクイアな感覚を浸透させていくことは可能だと思う」。クリエイティヴなアジア人女性たちのロールモデルになることが人生の目標だという彼女の活動から今後も目が離せない。
This article originally appeared on i-D UK.